筋力トレーニングは、上半身・下半身と様々な筋肉を鍛えますが、握力を敢えて鍛えている人は少ないです。しかしながら、実は握力を鍛えると、筋力トレーニングの効果がアップします。
握力を鍛える理由
筋力トレーニングをする時に、ほとんどの場合、手の平を使います。腕立てをするにしろ、ダンベルトレーニングをするにしろ、マシーントレーニングをするにしろ、必ず手の平で手をついたり、手の平で握ります。この時には必ず握力を使っています。握力は、握るだけの力でなく、手首から肘までの前腕筋群も関連しています。
握力が弱ければ、負荷の強い筋力トレーニングが出来ないケースもあります。逆に握力が強ければ、負荷の強い筋力トレーニングが出来たりします。なにせ、上腕筋がいくら太くても、最初に力を入れるのは前腕や握力です。
ハンドグリップを一日10回を目標にする
ハンドグリップはスポーツショップでも買えます。自分の握力によってハンドグリップの強度を決めます。握力が20kg程度なら、30kgのハンドグリップを買います。握力が40kg程度なら、50kgのハンドグリップを買います。そして、そのハンドグリップを使っての握力トレーニングをします。一日10回をします。ポイントは、10回で握力がなくなるくらいまでを目安にします。つまり、ゆっくりとハンドグリップを握り、ゆっくりとハンドグリップを離します。
握力をもっと強化したい人は、ネットで60kg以上のハンドグリップが販売されていますから、それを使えば、これまでに無いぐらいに総合的に筋力トレーニングの効果がアップします。
それでも他の部位を鍛えないと何だか不安・・・という人は、EMSを使ってあげるとよいかもしれません。手軽なので、家で出来ますしね。EMSというと流行したアブトロニックや、最近CMで話題のシックスパッドなどの装着するだけで鍛えられるマシーンです。